過去ログ - 「魔王を助けてやってくれ」勇者「え?」
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886:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:16:42.86 ID:rOH8awkn0

魔王「本当に、いいんですか? 私といてくださるんですか?」

勇者「もちろんですよ」

以下略



887:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:18:03.71 ID:rOH8awkn0

魔王「ありがとうございます。私たち、ずっと、ずっと一緒にいましょうね〜!!」

勇者「わか、わかりましたからっ、離してください。し、しn……」

以下略



888:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:19:55.21 ID:rOH8awkn0

エピローグ

―― あれから、何十年の月日が流れた。

以下略



889:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:20:40.96 ID:rOH8awkn0

だけれどもまだ魔物を嫌う人間が少なくないのは事実だ。

時より送られてくる魔王の手紙には、悲しそうな字でそう書いてあった。

以下略



890:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:21:31.74 ID:rOH8awkn0

歩くのも杖がないと歩けないし、なんだかあのころの父よりも私は老いてしまっていた。

若いころに無茶しすぎたのか……。はたまた別の理由なのか。

以下略



891:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:22:10.94 ID:rOH8awkn0

できることなら、魔族として生まれたかった。

なんて、現金かなあ。

以下略



892:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:22:48.28 ID:rOH8awkn0

自分の息子でなければもげろ、といいたいレベルである。

お母さん知ってるんだぞ、この前ラブレター貰ったの。

以下略



893:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:23:47.23 ID:rOH8awkn0

勇者母「勇者よ、聞いてほしい話がある」

勇者「なんだ。真剣な顔をして」

以下略



894:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:25:02.07 ID:rOH8awkn0

勇者「それとも何か。魔王でも倒してくればいいのか?」

冗談交じりでいう息子の顔は、余裕の笑顔だ。むかつく。

以下略



895:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[saga]
2011/09/27(火) 00:25:37.46 ID:rOH8awkn0

勇者母「そういう殺生なことじゃなくて、魔王を助けてやってほしいんだけど」

勇者「え?」

以下略



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