過去ログ - とある安価の平行世界-The parallel world story 7-
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◆9.8aqYKoxI
[saga]
2011/09/11(日) 21:41:38.30 ID:fVsEDDdh0
当麻「ああ、確かに俺は『不幸』だ! 一度なんて本当に殺されかけた!!」
当麻「けどな、俺が一度でも後悔してるなんて言ったか!? 俺じゃなく、他の奴が代わりに苦しんでれば良いなんて言ったか!?」
当麻「そんなの『幸運』なんかじゃねえ! 俺だけ平穏に生き、他の奴が苦しんでる事に気づかないなんて、どこが『幸運』なんだ!!」
刀夜「……!?」
当麻「惨めったらしい『幸福』なんか押し付けるな!! こんなにも素晴らしい『不幸』を俺から奪うな!!」
当麻「―――この道は俺が歩く! 決して後悔しないために! 『不幸』だなんて見下すな!! 俺は世界一『幸せ』なんだ!!!」
刀夜「……なんだお前。もとから幸せだったのか」
当麻「ああ」
刀夜「……馬鹿だな、私は。ま、もともと学業成就やらの『お守り』程度で『不幸』をどうにかできるなんて思ってなかったけどな」
当麻「え?」
刀夜「もう出張先から変なお土産を買いあさるのはやめるよ」
当麻「な、何言ってんだ?」
刀夜「何って?」
当麻「『御使堕し』を起こしたのは俺の『不幸』のせいなんだろ? だったらもう中止してもいいよな? 儀式場の場所を教えてくれ」
刀夜「? エンゼルフォール? 何だそれ?」
当麻「お、おい。もしかして……」
ガサッ
ミーシャ「……」
当麻「ミーシャ……!」
――――ミーシャが上条刀夜を殺しに行った。気をつけろよ、カミやん
当麻「……!」
どうする
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