64: ◆2X.nP8ceFI[sage]
2011/10/07(金) 23:17:09.17 ID:m06bZxoX0
「はいはい、自分のことモルモットだって言ってた妹達の末っ子が成長して僕は嬉しいですゥ、これでいいですかァ?」
なすがままに頭を蹂躙される打ち止めは嬉しそうに話す。
「うむ、よろしい!ってミサカはミサ……ギャー!アホ毛は引っ張らないで〜!」
「調子にのンな」
途中からアホ毛をぐいぐい引っ張る一方通行、そしてそれに対抗するかのように一方通行の腰をポカポカと叩く打ち止め。
そんな彼らの姿を見て少なからず衝撃を受ける芳川。
彼女の知る一方通行はこんな人間だっただろうか。
嘗ての怪物の面影はどこにもない。
思考の海に埋没する芳川だったが、一方通行の呼びかけで思考の海から浮上する。
「芳川、クソガキがうるさくてかなわねェ、とっとと培養器の場所につれてけ」
一方通行は、未だにアホ毛を掴まれ涙目のままそれはミサカのアイデンティティなのに……などと呟く打ち止めを芳川の方に再び押し出す。
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