過去ログ - 「……俺はお前が欲しい」 「え?」
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162:ツェペリ ◆G2/Yj5eh5U[saga]
2011/09/22(木) 18:44:53.52 ID:QAzpny9T0
しかしそれに気づいたのか、クロがグローブを脱いでから手を優しくフィーアの頭に ぽすっ と乗せた。
「ふぁ…?」
一瞬シルバの目を気にしてから声が漏れる。
すぅ… と、髪の毛に沿って撫でながら。
「……これは『現実』じゃない、何も不安になる必要は無い」
それは相変わらず冷たい、重い声だったが、その瞳は優しくフィーアには見えた。
くすぐったそうに笑いながらフィーアが顔を逸らす。
「わ、わかったから…シルバさん見てるしやめてよ…」
炎の灯りが無ければ、彼女が赤面しているのにも気づいただろう。
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