過去ログ - 「……俺はお前が欲しい」 「え?」
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316:ツェペリ ◆G2/Yj5eh5U[saga]
2011/11/04(金) 19:26:21.39 ID:b/I28a1U0
━━━━━━ 警報のランプが消え、再び紫の蛍光灯が照らす通路の中を走る。
「この先にある警備兵用のエレベーターで村の東側に出られる! そこまで逃げ切れば大丈夫だ!」
フィーアを背負って走るシルバと併走しながらセラは言う。
大分息が上がって来ているのか、シルバはただ首を振って頷いた。
(結構鍛えてたのにな…フィーアちゃんが重い訳じゃないけど…!)
「……っ、あの角を曲がった所がエレベーターだ!!」
「っ…ッ! 了、解……」
それでもやはり、基礎的な体力以上に消耗していたのだろう。
シルバの額にはダラダラと汗が流れていた。
走った距離は500m程度だったが。
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