過去ログ - 紬「いつかみた、あの大好きな、空の下で」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/09/10(土) 02:12:38.39 ID:LfYoVJIxo
いちご「・・・手をどけて」
姫子「ごめんごめん。・・・本当の事いうと、悔しかった」
いちご「・・・」
姫子「キャンプで旅の話を聞いて、けいおん部と和、憂、純、さわちゃん先生の間にあるものが眩しくて、羨ましくて」
和「・・・」
唯「・・・」
姫子「大きくなっているみんなに憧れて。私も・・・少しは近づけるかなって」
未知子「・・・」
姫子「冬が入部してきて、夏の雰囲気が変化していたのに・・・その事に触れようともしなかった」
いちご「・・・」
姫子「二人をつなげることが出来れば・・・私が成長した証になれる・・・とか思っていたんだよね
それは都合がよすぎた。私の為に二人はいるんじゃないのにね」
いちご「・・・そんな風にはみえなかった」
姫子「・・・心のどこかで、そう思っていたんだよ」
いちご「・・・」
姫子「だけど、そうじゃないって、いちごが教えてくれた。『身の丈にあったことを』・・・って」
いちご「・・・言ってない」
姫子「そう受け取った」
いちご「・・・」
姫子「だから、私は冬と夏が繋がった事実があって・・・
いちごが私の為に考えてくれた事が嬉しいから『今』を一生忘れないよ」
いちご「っ!」
姫子「ありがと」スッ
スタスタ
唯「・・・言うだけ言って行ってしまったよ」
和(さすがに照れたのね)
未知子「・・・」
多恵「・・・」
ちか「・・・」
美冬「・・・」
ますみ「・・・」
俊美「・・・」
愛「・・・」
つかさ「・・・」
いちご「・・・」
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