過去ログ - 紬「いつかみた、あの大好きな、空の下で」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/09/10(土) 02:43:20.16 ID:LfYoVJIxo
冬「入院した時は・・・。見舞いに来てくれるの夏くらいで・・・。両親は仕事で忙しいのであまりこられなくて
仲良くなった人はすぐ退院していって・・・世界中で自分ひとり取り残されたような気になっちゃって
ずいぶん鬱々していたんですよ」
姫子「・・・」
冬「私、旅行することが好きだったんですよ、でも小さい頃からあまり丈夫なほうじゃなかったんですね
だからいつも旅行雑誌とかばっかりみてて」
夏「・・・」
冬「ふふ、バカですよね、いくら想像しても、本当の旅じゃないっていうの分かっているのに」
紬「・・・!」
梓「・・・」
冬「それを・・・。ある人にそのままメールで愚痴ってしまったんです」
純「それって・・・」
冬「うん。・・・相馬轍さん」
梓「・・・」
風子「・・・」
冬「返ってきたメールにはこう書かれていました」
『人の心には翼があるんだよ。例え、旅をしても、そこで何も感じることがなければ、そんなの本当の旅じゃない』
唯「おぉ・・・」
梓「それを・・・どう受け取ったの?」
冬「私自身も旅をしているって伝えてくれた。顔も見えない私を励ましてくれた」
律「・・・」
冬「相馬さんが見た景色を私も感じたい。と、強く願えたんですよ」
澪「・・・」
冬「それを・・・前回の鍋の時に思い出しました。梓と・・・その、ケンカをしたとき・・・」
姫子「・・・」
夏「そうだったんだ」
冬「うん。・・・来年、行こうよ」
夏「うん。・・・来年に、行こうか」
冬夏「「 『約束の場所』へ・・・ 」」
梓(約束・・・か・・・)
姉「・・・っ」グスッ
夏香「起きてたの?」
姉「嬉しくてつい・・・もう寝るから・・・」グスッ
夏香「・・・」
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