過去ログ - ほむら「――時間が止まればいいと思った」
1- 20
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/09/02(金) 23:11:39.83 ID:P/0GCclAO
 加え、そんな精神論とは別個に彼女を信じることができる裏づけがある。
 少女は、魔法少女である。
 魔法の使者・キュウベぇと「願いを叶えるかわりに魔法少女になる」契約を交わし、与えられた霊珠・ソウルジェムを用いて、自身が捧げた祈りに見合う魔法を行使する存在。魔法少女の成れの果てである異形の怪物・魔女を討つ異能の戦士。
 魔法少女の技能の一つに自分以外の魔法少女を判別するというものがある。
 そのセンサーに、女性は極めて珍しい形で反応した。

 (ソウルジェムを持たない……魔法少女……?)

 祈りの霊珠・ソウルジェムは魔法少女にとっての力の源であり、それを持たずして魔法少女となることはあり得ない。

 (でも……まあ、ものは試しっていうし)

 もともと少女は深く考えるという作業に不向きな性分である。

 (私の話を聞くだけ聞いてもらって、判断してもらいますか)

 少なくとも、なにもいわずにここでこうしているよりはマシだろう。

 「あのさ、少し話したいことがあるんだけど……いいかな?」

 そうして、彼女は全てを打ち明けた。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
ex14.vip2ch.com


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
64Res/84.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice