62: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 15:16:18.31 ID:XI0E2FrAO
魅音や沙都子のように、逃げたい
喉から声が出かかる
きっとそうだよ
まったく圭一は
63: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 15:26:31.79 ID:XI0E2FrAO
「レナ…」
梨花がレナを見る
「魅ぃちゃんも沙都子ちゃんも痛々しくて見てられないよ…」
64: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 15:33:25.29 ID:XI0E2FrAO
沈黙を破ったのは梨花だった
「明日の昼、圭一はもう一度古手神社に来ますのです」
皆が梨花を見た
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/09/03(土) 15:38:08.46 ID:+fa9Z91m0
なんともわくわくするスレだな
とりあえず魅音に幸があらんことを
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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66: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 15:41:05.41 ID:XI0E2FrAO
「梨花…」
「なによ」
「家には僕しかいないのですよ…？」
「それがどうしたのよ」
「我慢しないで欲しいのです…」
67: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 15:46:17.66 ID:XI0E2FrAO
「にーにー…」
「どうしたんだい沙都子…？」
「あ、いえ…なんでもありませんことよ…」
悟史は少し戸惑っていた
68: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 15:55:18.40 ID:XI0E2FrAO
「レナ、私ね」
「圭ちゃんが最初記憶をなくしたって聞いた時、何でかちょっとだけ嬉しかったんだ」
「うん…」
「それって多分、女の子としてまた１から始めれるって無意識に思ったからだと思うの」
69: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 16:04:47.83 ID:XI0E2FrAO
夢を見ていた
けど、その夢はやけにリアルでただの夢じゃないような気がした
懐かしいあの村で
愛するアイツらと
70: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 16:10:32.30 ID:XI0E2FrAO
大丈夫だよ…何もしないから…
最後に言った言葉すら、耳に入れず俺を振り下ろした
そして電話ボックスの中で
痒くて痒くて仕方がない喉をかきむしりながら
71: ◆udyHPejUC6
2011/09/03(土) 16:11:19.36 ID:XI0E2FrAO
終了
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