過去ログ - 高宮和也「もう水差しとは言わせない」
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32: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:33:08.95 ID:8E8mIvE+0
カウントはボール先行ながらも

早打ちに助けられ、外野フライに仕留めると

九番大竹を三振に打ち取り三回の表を終えた。
以下略



33: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:33:59.66 ID:8E8mIvE+0
ベンチに戻ると、すぐに帽子を脱ぎタオルで汗を拭く。

そして俺は一番奥のベンチに腰かけると、大きく息を吐きだした。

俺の隣に、今度は牛田が腰掛けてきた。
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34: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:34:51.20 ID:8E8mIvE+0
「バテてきたか?」

「さあな」

「隠すなよ。ストレート浮いてたし、変化球も何球かぬけてただろ」
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35: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:46:53.39 ID:8E8mIvE+0
俺はダグアウトのバットケース付近に立つ監督に目を移す。

打撃コーチがメモ帳をひろげ、

それを見ながら何かを話しているが
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36: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:47:25.90 ID:8E8mIvE+0
「でもそれは味方が点を取ったらの話だけどね」

牛田の顔に目線を移し言った。

「取るだろ、一点くらい、」
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37: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:48:35.98 ID:8E8mIvE+0
俺と牛田はベンチ前方へと移動し、他のチームメイトと共に

塁を一周してきた村田さんをハイタッチで出迎える。

チームメイト全員が歓声をあげ、村田さんは照れ臭そうに
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38: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:49:42.49 ID:8E8mIvE+0
座っていたベンチへと戻ると、

「どうよ、俺の予知能力?」

牛田が歯を見せながら、嬉しそうに言った。
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39: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:51:25.92 ID:8E8mIvE+0
「そうか」

ちょっとだけ期待してたんだけどな。一応当たったし

「まあ、点とれたし、5回まで頑張れ。あとは俺ら中継ぎに任せろや」
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40: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:52:17.40 ID:8E8mIvE+0
ちなみにこの回俺に打席が回ってきたが体力温存のため

一度もバットを振らず、三振して終わった。

点を取ってもらったこともあり、四回のマウンドは
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41: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:52:59.38 ID:8E8mIvE+0
しかしそれが逆に良かったのか東出、梵に

連打を浴びたものの、嶋をアウトコースのスライダーで

空振り三振に打ち取り、四番新井は、ボール球を引っ掛け
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42: ◆eVa.7gzC8k
2011/09/12(月) 21:53:50.62 ID:8E8mIvE+0
四回の裏の味方の攻撃は三者凡退に終わり、

ついに責任イニングスである5回までやってきた。

先頭打者、そして二人目に連続でフォアボールを出し
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