過去ログ - QB「ボクと契約して魔法少女になってよ!」伏羲「」
1- 20
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/09/06(火) 19:59:41.67 ID:5Gbpvm4SO
この亜空間の主を人は『魔女』と呼び、亜空間自体を魔女の『結界』と言うのだが、これは魔女が人間を捕食する際に逃げ場を無くすと同時に自らの力を最大限に引き出す為に展開される。

つまりここは魔女のフィールドであり、引きずり込まれた人間は既に魔女の腑へ入っているも同然。

そんな危険極まりないこの場所で、あろうことに伏羲は魔女の目の前で硬直してしまった。

今まで見たことの無いおぞましく哀れな魂魄以外伏羲の目には入らない。目を逸らすことができない。

無防備な伏羲へ、魔女の使い魔が彼を殺さんと迫って来て――――

軽快な銃声が鳴り響いた。

そこでようやく我に返った伏羲が銃声をした方向に目を向けると、やわらかく輝く金髪を両サイドに巻いた少女が、金とロココ調の装飾が為された白いマスケット銃を構え直していた。

少女は「もう大丈夫」と語りかけてくるような優しい眼差しで伏羲を見遣ると、高く跳躍した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
341Res/145.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice