過去ログ - QB「ボクと契約して魔法少女になってよ!」伏羲「」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/09/06(火) 20:01:17.21 ID:5Gbpvm4SO
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最後の大砲がトドメとなったのか、魔女はぼろぼろと崩れていき、やがて消滅したと同時に亜空間が消え去り、景色は再び穏やかな夕暮れに帰ってきた。

突如飛ばされた謎の地、いきなり現れた異形、そして謎の力をもってして異形を瞬く間に屠った少女。

立て続けに起こる『異常』に伏羲は混乱したが、平静を取り戻しつつあった。

分からないことだらけだが、とにかく危機に直面した自分を助けてくれた目の前の少女に礼を言わなければ。

そう結論付けると同時に、ふわりと抱きしめられた。

「大丈夫、大丈夫……。ちょっと悪い夢を見てただけだから。悪夢は終わったから……」

ぽんぽんと伏羲の頭を撫で、小さな子をあやすように優しく語りかける。

ちょっとの間考え込んでいた伏羲を、自分より年下に見える少年が初めての魔女遭遇によって心が恐怖に囚われてしまったと思った少女は、それを少しでも払拭してやりたく、抱きしめたのだった。

伏羲はすぐにそう察したものの、心優しい少女の気遣いを無下にするほど空気の読めない男ではないので、大人しくされるがままにした。


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