過去ログ - 京介「妹たちに安価で悪戯する」 延長戦
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50: ◆5yGS6snSLSFg[saga]
2011/09/11(日) 16:46:40.12 ID:EpETt+ANo
「桐乃と加奈子の――特に加奈子の応援がなければ、恐らく達成不可能だったろうな」

なんせ、俺が宿泊している部屋はあやせとは当然別々だからな。
もし鍵がかかっていたら(間違いなくかかっていると思うが)侵入することすらできん。
勝手知ったる我が家ではないから、無茶もできないし。

ちなみに、部屋割りの方は俺&桐乃、およびあやせ&加奈子となっている。
加奈子は「別に4人一緒でもいいんじゃね? どうせこいつに襲ってくるような甲斐性なんてないって。4人一緒の方が安上がりだし」などと言っていたのだが、桐乃とあやせから「こいつと一緒に寝たら何されるかわかんないよ?」だの「お兄さんと一緒だなんておちおち寝てもいられません」だのと猛反発を喰らい、結果このような部屋割りに落ち着いた。
桐乃が同室なのは、一応兄妹であるので最も安全だろうということと、俺の監視も兼ねてということらしかった。

信頼度が絶望的に低いのは甚だ遺憾ではあるが、俺としても4人同室は避けられて助かったよ。
考えてもみろ。あの3人と同室だぞ?
敵地のど真ん中に、装備なしの丸裸で放り出されるようなもんじゃねえか。
一介の高校生には荷が勝ちすぎている。アウェーすぎるわ。



(おはようございまーす)

囁くような声で朝の挨拶。
うむ。やはり、寝起きドッキリといえばこれだな。

(誰に挨拶してんの。ほら、さっさと行くよ。……ふひひ)

この計画を打ち明けたとき、ノリノリで賛成してくれた加奈子に対して、桐乃は当然ながら反対であった。
だが、民主主義には抗えず、あえなく桐乃も参加することになったのだ。

(その割には結構ノリノリじゃねえか)



俺と桐乃が泊まっている部屋のすぐ隣の客室があやせたちが宿泊している部屋だ。
今の時刻は明け方の5時。
事前の打ち合わせでは、この時刻になれば加奈子が鍵を開けてくれることになっている。

(…………ここが最大の関門だな)

あいつ、ちゃんと起きてんのか?
このままあいつが出てこなかったら、それだけで計画が頓挫しちゃうんだけど。
と、そんな俺の心配をよそに、あやせと加奈子が泊まっている部屋のドアノブがゆっくりと回るのを確認。

(うーっす。おはよ)
(おう、よく起きてたな)
(おはよ。……あやせ、まだ寝てる?)
(すげー熟睡してる。少しくらいうるさくしたって起きないんじゃねってくらい?)

それはそれは。
待ってろよ、あやせたん。
今起こしてあげるからね。

(……ふひひ)
(きもっ)

桐乃、少し前のおまえも、こんな笑い方してたぞ。
よっぽどそんな風に言ってやりたかったが、そこは大事の前の小事。
喉の辺りまで出かかった不満をぐっとこらえ、俺は、禁断の花園へと足を踏み入れた。



名前:兄貴[] 投稿日:2011/12/29(木) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
さて、まずはどんな寝起きどっきりをしかけようか
いきなり起こしてもいいし、テレビのアレよろしくまわりの私物から攻めていってもいい

まかせたぞ
>>55


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