過去ログ - 京介「妹たちに安価で悪戯する」 延長戦
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966: ◆5yGS6snSLSFg[saga]
2011/11/15(火) 20:54:29.99 ID:J4ulRX80o
「あっはははははははwwwwwwwww」
「他人事だからって笑いすぎですよ、桐乃ちゃんwww」
「そういうきりりん氏こそwwww」
「なんであなたまで笑っているのよ……」

これは見ものだ。
できることならぜひとも録画しておきたい。

「がんばってね! ……ぷっw」
「ぐ……覚えてなさいよ」




「あれ? あやせじゃない……?」

俺の前に現れたのは、意外にも黒猫と沙織だった。沙織はご丁寧に猫耳まで装備している。
てっきりあやせがとどめを刺しに来るもんだと思っていたが、どうやら違うようだ。
しかし、この後、俺はさらに驚く光景を目にすることになる。

「あら、新垣さんじゃなくて悪かったわね」
「京介氏のロリコンもここに極まわる……でござる」
「……は?」

えっ? なんで沙織が黒猫口調で黒猫が沙織口調になってるんだ?

(黒猫氏、もうちょっと自然に)
(いきなりやれと言われても無理よ!)

なにやら、ひそひそと耳打ちをする黒猫沙織。
何を話しているのかまでは聞こえないが、何やら企んでいるのは間違いないようだ。

「き、聞いて下され。京介氏」
「んっふ……実は、今回はあなたに相談があって来たのよ」

……違和感ぱねえ。
特に黒猫。ゴスロリでござるって、どこの時代の人間だ。
でも、面白そうしちょっとこのままにしておこう。なんだかツッコんでしまうのがもったいない。

「ふーん。で、俺に相談ってなんだ?」
「京介氏! そこはツッコんでくだされ!」
「あらあら、沙織ってば。いきなり『突っ込んで欲しい』だなんて。とてもお嬢様とは思えない発言ね」
「そういう意味ではござらん!」

前言撤回。すげえツッコみたい。勿論、ボケとツッコミ的な意味で。
ござる口調の黒猫は終始涙目だし、沙織はそんな黒猫をにやにや笑いながら見ている。
なんだこれ? 新手のコントでもやってんのか?
俺の理解の範疇を超えてやがる。

「ハァハァ……このでは話が進まないでござる」
「それもそうね。実はね、私たち、人格が入れ替わってしまったのよ」
「……はあ?」

どこのアニメだよ。
っていうか、人格変わってなくね?
特に黒猫。口調こそは沙織だがその中身は黒猫本人にしか見えないぞ。
沙織に関しては流石といったところで、完璧に黒猫になりきっている。
もしも沙織単品で出てきていたら、ひょっとすると信じたかもしれない。

「そして、この呪いを解く方法は一つしかないの」
「はあ……」

なんか勝手に話が進んでいる。
黒猫が反論してこないことを見ると、どうやらここまでは織り込み済みの話のようだ。

「ここからは沙織が言いなさい」
「そ、そんな! そこまで言ったなら最後まで説明を!」

あわわと慌てだす黒猫……いや、今は沙織か?
まあ、どう見ても黒猫なんだけどさ。

「ほらほら。早くしないと彼が待ちくたびれてしまうわ」
「ぐ……じ、実は」
「実は?」

ごくりを息を飲む黒猫。

「せ、拙者を嬲って欲しいでござる!!」
「ぶふぉ! な、なぶ!?」


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