622: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:48:32.91 ID:LUjFxgU90
「最近はマミさんに勉強を教えて貰いながら魔女退治をしているみたい」
「夢は孤児院を開くんだって!その為の勉強らしいよ?」
『これはあたしの自己満足だよ』
『そんな高尚なものじゃない』
623: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:49:27.51 ID:sG7VJkqO0
「ちょっと変なギアが入っちゃっていたけど…大丈夫です」
「……たぶん」
少し座っていた時間が長かったのか、お尻が痛くなってまどかは立ち上がった。
そうして周りを見渡し、瓦礫に目線を送りながら歩き出した。
624: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:50:12.46 ID:sG7VJkqO0
『みんなにちやほやされるのって慣れないわね』
『でも、悪くもないかもね』ホムッ
『行きましょ、まどか』
「あれからも、皆魔法少女としての仕事も行なっています」
625: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:50:58.81 ID:sG7VJkqO0
『Magica Quartet』
『これで行きましょう!』
『でもマミさん、それじゃあ4人なんじゃぁ…』
626: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:51:56.60 ID:sG7VJkqO0
『……あたしとしちゃあ、娘を危険な所に行かせたくないんだけどなぁ…』
『まぁ、先輩さんや、同級生、それに杏子ちゃんがいるんだ』
『気をつけて、な』
「ママは、何故か杏子ちゃんが凄く気に入ってるみたいで…」
627: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:52:52.65 ID:sG7VJkqO0
「けれど…やっぱり、ちょっとだけ…寂しいな……」
カシャッ
無機質な音が響き、何か落ちたのだろうか?とまどかは顔を上げると、そこには人がいた。
628: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:54:31.27 ID:sG7VJkqO0
まどかが聞き返すと、青年は頭を上げて周りを見回しながら喋りだした。
「あぁ、ちょっと新聞の取材でね」
「こう見えて、ボクはそれなりの腕を持つ記者!…の卵なんだ」
629: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:56:04.52 ID:sG7VJkqO0
はぁ、と気の抜けた返事をして、まどかはその青年が指差した所に腰掛け話をする事になった。
「…それにしても酷いね」
「スーパーセルが直撃したって聞いたけど…」
630: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:56:39.45 ID:sG7VJkqO0
「ハイ…」
「あ、気に触ったかい?」
「いえ…」
631: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/11/02(水) 23:57:54.95 ID:sG7VJkqO0
「大事な…」
「うん?」
「大事な友達とお別れをしたんです」
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