2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/06(火) 23:59:25.80 ID:AqklPYySO
夏休み明けのホームルームの時間、友達の1人が知里を学級委員に推薦したときも、誰からも異論はでなかった。以来、担任からも友人からも信頼は厚く、知里自身、そのことを誇りに思っていた。
その日、知里は、休み時間友達との話に珍しく夢中になっていた。手をオーバーに振り回して、大声をあげ、おなかを抱えて屈託なく笑っていた。
そんな知里の顔がサッと変わったのは、休み時間終了のチャイムを聞いたからだ。
知里は友達との会話を打ち切ると、急いで教室の前扉に向かった。
知里が前扉を開ける寸前、ドアは外側から開けられた。
そこには、担任が立っていた。
69Res/40.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。