40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/09/09(金) 22:11:22.57 ID:plxeBsJSO
「ねえ」
キョンと繰り返していたメールは、数分ほど前から返信がない。もしかしたら、今、私は、別の世界に足を踏み…。それ以上言うのは、やめよう。
「起きてる?」
私は最後の望みをかけて、従姉妹に話しかける。私の望む返事はない。代わりにくかーという河童の寝息みたいな返事。
私は、じっとしていることができず、タオルケットを丸めて、股の間に挟んだ。
陽が昇るまで、あと何時間だろう。腕時計のバックライトをつけて、今の時間を確認する。それが絶望的な長さであることをすぐ理解し、意識がくらくらしてきた。
寝てしまえばすぐだろうか。でも、お腹が痛くて眠れない。それに寝てしまったら、おねしょをしてしまいそうで怖い。
いっそ従姉妹のせいにしてしまおうかとさえ思う。従姉妹の布団に移って、おしっこの姿勢をとれば、すぐにちゃーっと出てくるだろう。
69Res/40.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。