過去ログ - 市民「もしやあなたがクヴァッチの英雄ですか!?」美琴(は、恥ずかしい……)
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俺なら確実に落ちる
◆A3/sLhI/4c
[sage saga]
2011/09/15(木) 00:07:33.14 ID:0PXoPZ8Jo
――書店・ファーストエディション――
店主「ああ、第三巻の写本ならあるが」
美琴「ほんとですか!? それ、売って下さい!」
店主「悪いがグウィナスに売約済みでね。どうしても欲しいなら彼と交渉してくれ。……お、噂をすればだな」
グウィナス「やあ、遅くなって申し訳ない。写本は?」
店主「ここにありますよ、どうぞ」
グウィナス「はは、やったぞ! 後は第四巻を彼らから――」
美琴「あの、すいません。私それがどうしても必要なんです!」
グウィナス「な、なんだい君は。そんな事言われても困るよ。私だってずっとこれを待ち望んでたんだ」
美琴「そこを何とか! 出来る限りの事はしますから」
グウィナス「なんと言われようとダメなものはダメだ、帰ってくれ!」
美琴(どうしよう、さすがに無理矢理奪う訳にも行かないし。こうなったら……!)
美琴「ねぇ、お兄さん……」
グウィナス「うん?」
美琴「どうしてもダメ……かな?」ウルウル
グウィナス「…………」
美琴(どうよ、必殺涙目で上目遣い!)
グウィナス「……後十年してから出直してくれ」ハァ
美琴「」
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