過去ログ - 御坂「ただの道化ですよ、とミサカは自己紹介します」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/07(水) 18:07:00.84 ID:ovrJyVKn0

「だって、御坂美琴ちゃんが居なくなったら、舞歌が悲しんでしまうからにゃー」

「はは、確かにシスコンな土御門さんにしてみれば、それは困るわね」

「舞歌は泣いたら中々泣きやまないから」

「知ってる。友達だもの」

 スイッチを切り替えさえすれば、日常風景に溶け込むのは容易い。
 土御門ど、『超電磁砲』と呼ばれる少女は、軽口を叩きながら各々の帰路へと進んでいく。
 夕陽のよく見える第七学区の公園からまっすぐ歩き、向こうに見る大きめの十字路で、彼らの進む道は別れる。
 
 十字路を右折すれば土御門の住み慣れたとある学生寮へと道は続く。
 左折すれば、『超電磁砲』が居を構える常盤台中学の寮へと道は続く。

「それじゃあ、またね。土御門さん」

「ああ、またな。美琴ちゃん」

 学生たちが交わす当たり前の別れの言葉を交わせば、彼らは背を向け、帰宅を急ぐ人の群れに混ざる。



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