過去ログ - 御坂「ただの道化ですよ、とミサカは自己紹介します」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/07(水) 17:14:19.94 ID:ovrJyVKn0

「残念、か」

 『超電磁砲』は男の台詞を復唱したのち怪訝な面持ちで男を見やる。

「ねえ、土御門元春さん。それ、アンタが言っていい台詞じゃないと思うのよね」

「自覚しているさ。俺には資格が無いことも権利が無いことも」

「なら」

「それでも、」

「……」

「それでも、悔やまずにはいられないんだ」

 どうして、こんなことになっちまったんだろうな。

 声には出さなくとも、サングラスの奥から垣間見れる視線の揺れから、男の内面が浮き彫りになる。
 先ほどまで無機質な視線を『超電磁砲』に向けていた男、
 土御門元春は、この時になってようやく感情らしい感情を露わにした。



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