過去ログ - 妹「お、おに……おにい……うぅぅ……クソ兄貴!!!」
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330: ◆oWvZ7JfuwU[sage saga]
2012/06/16(土) 23:20:42.25 ID:Ivq8bVoOo
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妹「兄貴、おじさんは、なんて言ってた?」

兄「お? ああ、なんか今度帰るからお前を紹介しろって」

妹「……おじさんって阿呆だったっけ……」

兄「いや、彼女として」

顔が一気に紅潮した。気がする。
まだ冬だというのに、頭がくらくらする程の暑さだ

兄「顔真っ赤な妹ちゃんかわいいー」

妹「……なんで言ったの」

兄「いや、俺は彼女が居るって言っただけだ」

なんでそれだけで今付き合っているってことが分かるんだ
絶対に兄が余計なことを言ったに違いない

兄「おっさんも彼女を紹介しろって、多分お前だとは分かってないんじゃない?」

妹「……煩い」

兄の手の甲を軽くつねった
兄が、なんでっ!と涙目になる

妹「かわいいーって、馬鹿にしたから」

兄「拗ねてる妹ちゃんもかわいいー」

妹「もうやだ……」

ゴメンゴメンと謝ってくるが、少しは反省してもらわないといけない
こういう性格の人は放っておくのが一番だと、どこかの誰かさんで学んだ
その誰かは無視すらも快感を覚える変人だが

兄「ねーねー、構ってよー。ほらほらー大好きなお兄ちゃんだよー?」

妹「…………ウザッ……」

兄「ええっ! ごめんって、いや本当にごめん」

予想以上に反応した
ウザイはちょっと言い過ぎたかも知れない

兄「あの、本当にごめん。またウザイとか思うかも知れんがマジで可愛かったから、な?」

妹「私も、言い過ぎた。ごめん」

兄「マジか? 許されていいんだな?」

妹「うん、だから私も、ごめん」

兄「いやいや、俺は意外とゾクゾクしたけど」

ダメージを受けるどころか回復していた
もうダメだこの人

兄「なんでそんなに露骨に嫌そうな顔するんだよー」

妹「心配してたのに、損した」

兄「なんだかんだ言って心配してくれる妹ちゃん優しいー」

今私が心配してるのは頭の方だけど

妹「もう、いい。バイバイ、晩御飯の手伝いしてくる」

兄「ごめんって!」

いやああああと良く分からない悲鳴をあげてるけど放置
別に変な意味のバイバイじゃ無いのに
誰の所為でこんなのになったんだ
ちょっと前はもう少し大人しかったのに


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