2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/09/09(金) 00:12:19.66 ID:jGLXihVj0
「たまには私に注がせてくれ。」
土方圭助が、想いを寄せる上官からそう申し入れられたのは、
彼らが二人きりで酒を酌み交わすようになってからしばらくの、
ある夜の事であった。
しきりに遠慮する土方を尻目に、坂本は彼の隣に寄り添うと、
杯を促すように徳利をくゆらせた。
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