過去ログ - ダークマターに花束を
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17: ◆CjyeZwq5EN.k
2011/09/10(土) 13:35:33.28 ID:yyoU8Ye40
「あ、それでは私は病院に行って来ます」

今日はその報告書を書かなければならない。

支部を出て、垣根が入院しているであろう病院に向かう。

噂によれば、垣根帝督は口にするのもおぞましい方法で、ほぼ原形を留めていないながらも、無理矢理生きてさせられている状態と聞いたが、あれは人間の形をしていた。

噂はデマだったようだ。

初春は病院に入ると、あらかじめ事情を話してある垣根の主治医に会い、休憩所で話を聞いた。

「うん、まず患者についてだったね?」

カエル顔の医者はカルテを片手に話し始めた。

確認を行ったところ、怪我人は学園都市第二位の垣根帝督で間違いはなく、何故あのような状況なのかは不明。

怪我は鋭い刃物で何者かに切られて出来た物で、急所は外れており、手術さえすれば命には別状はなかった。

しかし怪我をした後に長い間放置をされていたようで、出血多量で死に掛けていた。



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