過去ログ - ダークマターに花束を
1- 20
44: ◆CjyeZwq5EN.k
2011/09/13(火) 19:15:12.17 ID:CUFzqDF80
そんな初春の叫びなど知らず、垣根は口をパックリと開けて、プリンを食べる。

飲み込むと、すぐに催促するようにあーんと口を開ける。

内心、一人恥ずかしがっている自分が馬鹿みたいだと思いながらも、初春はほぼ作業的に垣根の口にプリンを運ぶ。

「おいしいですか?」

垣根は僅かに顔を初春に向けたが、すぐに視線をプリンに戻し、口を開ける。

どうやら気に入っているようだ。

改めて見ると、垣根はやはり整った顔立ちをしている。

初めて会ったときのあの格好では、はっきり言ってチンピラ、良い(?)言い方をするとホストにしか見えなかった。

しかし病院服を着ている今は、女子中学生が好みそうな、高確率で恋人が死ぬような恋愛映画に出てきそうな雰囲気を醸し出している。

病弱の美少年(?)と言う奴である。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
120Res/43.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice