過去ログ - ダークマターに花束を
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47: ◆CjyeZwq5EN.k
2011/09/13(火) 19:16:53.65 ID:CUFzqDF80
カエル顔の医者の話では、垣根は全ての記憶を失ってしまったのみで、どんどん学習してどんどん知能が高くなるそうだ。

とくに垣根のように生まれついて天才的な頭脳を持ち、しかも綺麗さっぱり記憶が無いようなら、知能が高くなるスピードはとても早いかもしれない、と医者が言っていた。

それか、知能が身体に追いつく前になんらかの原因で記憶を戻すかもしれないらしい。

なるほど、今の垣根は図体だけがやたら大きくなってしまった幼児か。

初春は一人合点をし、椅子から立ち上がった。

「それでは垣根さん、私はこれで失礼しますね。プリンが恨めしいですけど」

さようならと言って立ち去ろうとした時、垣根の手が初春の服の裾を掴む。

「か、垣根さん?」



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