過去ログ - さやか「魔法少女と魔女。そして、オルフェノク」
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97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/08(土) 21:21:00.10 ID:57gBHlmMo
「早く逃げないと!もうすぐ結界が出来上がる!」

「またあの迷路が…?」

ここにはマミの言っていた生命力の弱いものが多く集まる病院だ。
こんなところの魔女を放置すれば大勢の犠牲者が出るだろう。

それだけは何としてでも避けたい。

「まどか、マミさんか海堂さんの携帯聞いてる?」

「ううん」

どちらかを知っていれば両方に連絡がついたのだが。

「マズったな…」

そして、決心した。

「まどか、先行って2人を呼んできて。あたしは此処に居る」

「そんな!」

「無茶だよ!中の魔女が出てくるまでにも時間があるけど結界が閉じたら君は外に出られなくなる。
 マミの助けが間に合うかどうか…」

確かに化物ばかりの空間に閉じ込められるのは少し怖い。

「あの迷路が出来上がったら、こいつの居所もわからなくなっちゃうんでしょ」

だが恭介が居る場所で、絶対に人は殺させない。

「放っておけないよ…こんな場所で!」

すると、キュゥべえがまどかの方から降りた。

「まどか、先に行ってくれ。さやかには僕がついてる」

どういう意図なのだろうか。

「マミならここまで来ればテレパシーで僕の位置が分かる」

なるほどそういうことかとさやかは納得する。

「ここでさやかと一緒にグリーフシードを見張っていれば、最短距離で2人を誘導できる」

「ありがとう…キュゥべえ」

彼が何者なのかは知らないが、とてもありがたい。


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