過去ログ - 梓「いつかみた、あの大好きな、空の下で」
1- 20
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/11(日) 19:32:08.75 ID:8Tvag5feo


澪「あずさ・・・」カムカム

梓「なんですか?」

澪「髪を切った理由って?」

梓「・・・。冬が入院していた時、夏と冬は同じ髪型だったそうです。親に間違えられても変える事は無くて・・・。
  その理由が『冬がそこにいる』と、誰かの心に残そうとしていたんです」

澪「・・・」

梓「冬がマネージャーとして入部したら、夏は髪を切りました。その理由が
 『冬がそこに居る』からなんです。冬を見てほしいから」

澪「・・・」

梓「今日、冬が髪を切ったのは、恐らく」

姫子「夏の居場所を作る為。今まで夏は冬の居場所を作ろうとしていた。そこに冬は居ないのに」

澪「・・・」

姫子「冬が入部した後に夏が髪を切って、部長がこう言ったんだよ
   『見分けがつくから助かる』って。夏はその為に髪を切ったんだね」

梓「・・・はい」

姫子「冬は、戻る為にじゃなく、新たに進む為に髪を切ったって事かな」

澪「・・・そうか」

梓「・・・」

姫子「梓は夏から直接聞いたんだ?」

梓「は、はい」

姫子「・・・」

澪「姫子は?」

姫子「最近気付いたくらいだよ・・・。月見会で、『姉をよろしく』って言ったでしょ」

梓「・・・」

姫子「その顔は覚えてないよね。普通の紹介だったもんね」

澪「今思えば・・・。それは特別だったんだ・・・」

姫子「うん。部ではそっけない夏が、あの時は親身になってたから。私は覚えている」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
308Res/282.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice