過去ログ - 梓「いつかみた、あの大好きな、空の下で」
1- 20
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/11(日) 20:47:36.04 ID:8Tvag5feo

風子「過去の悲しい事も、これから起こる悲しい事も受け止める」

夏香「まだ子どもだよ」

英子「『ふぅちゃん』のままだよ」
   
冬「・・・っ」

夏(冬ねぇ・・・)

風子「どうして?私は『別れ』にも耐えてみせるよ。どれだけの悲しい『別れ』でも
   それが成長の証なんだから・・・。紬さんとも――」

夏香「それを子どもだと言ってるんだよ」

英子「話を聞かない『ふぅちゃん』がここにいる」

風子「バカにしてるの・・・?」

英子「だって、梓ちゃんの話を聞いていないよね」

夏香「律さん、澪さん、唯ちゃんの言葉を遮って・・・。耳を塞いで、聞きたくないって駄々をこねているだけだよ」

風子「果たされない約束は薄れていくものだよ。・・・そうだよね?」

英子「・・・」

夏香「・・・」

風子「果たされていないのは『約束をしよう』っていう約束だけじゃないんだよ?」

英子「・・・?」

夏香「え・・・」

風子「小学校の卒業式の日、お姉ちゃん、夏香、英子、私。4人での約束」

英子「!」

夏香「!」

風子「『高校入学式、その前の日にみんなであの公園で』」

英子「・・・それは・・・・・・」

夏香「・・・」

風子「『別々の高校に行くことになっても、ここで会おう』」

英子「・・・」

夏香「・・・」

風子「指きりげんまんしていないから・・・印象に残らなかったよね・・・」

夏香「ッ!」

風子「でも、お姉ちゃんは来てくれた」

英子「・・・!」

風子「私は学園祭を成功させて、紬さんを見送る」

梓「・・・」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
308Res/282.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice