10:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/11(日) 21:09:29.22 ID:3F2+R/XM0
部活に関しても、学園祭が終わって少し経った頃から、特に唯は積極的には(ほとんど)顔を出さない様になっていたし。以前はあんなに楽しそうに彼女等の事や活動を和によく話していたのに、最近は殆んどその事を口にする事は無かった。
澪達にしても確かにここの所、今までと雰囲気が変わった気がする。澪に関して言えば、以前に比べてあまり物怖じしなくなってきたというか、どこか自信ありげと言うか堂々とした態度を振舞える様になった事、紬からはその態度と言動から妙な威圧感や圧迫感を和自身、ひしひしと感じる様になったのも事実だ。
それに、律に関しては、明らかに今日の彼女はおかしかった。今までは特に変わった事は無かったのだが、今朝の彼女は目に見える程興奮していたと言うか、何かが暴れ出すのを必死に押さえ付けているかの様に見えた。
和がそんな事を考えている時だった。
?「ん?律と私とムギがどうしたって?」
ぞわ―――!?。
不意に後ろから声を掛けられた瞬間。和は全身が総毛立ち、背中にかつてない程の強烈な悪寒と、心臓を握り潰されるかの様な感覚に襲われる。
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