113:こーじろう侍[sage saga]
2011/10/17(月) 23:41:11.94 ID:DL6ZNZRC0
?「澪ちゃん!」
教室の入り口から自分を呼ぶ声に澪は、反射的に声のする方を向く。そこには、ミディアムヘアにヘアピンを付けた少女、平沢 唯がいた。
和「唯!!?」
和は唯の登場(このこと)が何を意味するのか瞬時に理解し、絶望すら入り混じった声で、悲鳴を上げる様に幼馴染の名を叫ぶ。その顔は真っ蒼になっていた。
澪「唯……」
今は袂を分かった友人の名を口にするが、彼女の目が釘付けになったのは、その唯(とも)の姿ではなく、彼女が胸元で大事そうに握っている、今は亡いであろう幼馴染であり、一番の親友が最後に着けていた、見覚えのあるカチューシャだった……。
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