116:こーじろう侍[sage saga]
2011/10/17(月) 23:57:07.33 ID:DL6ZNZRC0
和「唯、もういいわ。いいから早く教室に戻りなさい。澪もまた何時でも話を聞くから、唯もこんな感じだし、今日の所は帰りなさい」
和が必死に唯と澪を引き離そうとする。だが、こうなってしまったら、澪は勿論、唯も和の言う事に聞く耳を持たなかった。
澪「お前が、律を殺ったのか?」
澪の核心を突いた問いに唯はまともに答えられない。唯々(ただただ)ごめんねと嗚咽を繰り返すばかりだった。だが、これで澪は確信する。律を、自分の全てを奪った神(あくま)は唯(めのまえのおんな)である事を。
澪【【■■■■ 唯 ■■■■】】
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ――――――――――――――!?!!?!!?!
その瞬間。教室に居るほぼ全員が、とてつもない黒い重圧(プレッシャー)により、身体が極限の緊張感に震え上がり、そして強烈な嘔吐感に襲われる。そして実際にその場で吐瀉する者。トイレに駆け込む者。保健室や果ては病院に運ばれる者すらいた。とてつもない、あらゆる負の感情を含んだモノの中に、黒い悦びが混在した言霊。その圧倒的な重く強烈な不快感は、とても常人が耐え得るモノでは無かった。
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