130:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 11:02:23.50 ID:SwfAnpwf0
憂「和さん!?」
憂が和のまさかの容認に、吃驚して思わず声を張り上げてしまう。
梓「ありがとうございます、真鍋先輩。憂、私は大丈夫だから。だって只この辺りを調べるだけだもん。勿論、戦ったりはしないし、心配しなくても良いからね」
梓が憂達に心配かけさせまいと、何でも無い様に微笑む。梓がこうまで言って、こんな微笑み(かお)をされたら、憂はもう何も言う事が出来なかった。そして憂は憂いを帯びた瞳で、それでも静かに頷く。
梓「唯先輩もいいですよね?」
念押しをする様な梓の声に、唯も憂に倣ってただ頷くしかなかった。それを見て梓は「決まりですね」と、満足げな表情になる。
和「くれぐれも無理はしないでね。あと、冷静になって廻りに気を配る事。判ったわね?」
梓「はい。ヤッテヤルデス」
和の再三の注意に自信ありげに返事をすると、梓は「それじゃあ行ってきます」と、言い残し、それからジーニアスを発動させると、常人では考えられないスピードで和達の視界から消えて言った。
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