過去ログ - 和「ジーニアス?」
1- 20
162:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/11/05(土) 10:19:55.78 ID:0NUq2lV70


 紬「……何も言ってくれないのね…寂しいわ……まぁいいでしょう。往きたければ勝手に、唯ちゃん達の所でも、何処へでも逝ってくれていいわ。どうせもう、助からないでしょうし。それに梓ちゃんには、ほんの少しだけど楽しませて貰ったから。ふふ、それに跡をつけるなんて恥ずかしいマネなんてしないから大丈夫よ」

 紬「ふふ、私、瀕死の虫けらに、お情けをかけてあげるのが夢だったの〜♪」

 そう言い放ち紬は再度嘲笑すると、「じゃあ、唯ちゃん達に次こそ、この世界でお逢いしましょうって、よろしく伝えておいてね」と、言い残し、梓とは反対側を向いて、まるで何事も無かったかの様に悠然と歩み出す。

 そして、数歩歩いた後、何かを思い出したのか、立ち止り、顔だけ振り向いて梓に最後の言葉を掛ける。


 紬「あ、そうそう。もしみんなに、私の事を伝えてくれるのなら、ついでにサービスで教えといてあげるわ。澪ちゃんはね、この私よりも更にもう少しだけ強いかもしれないわよ。彼女、何と言っても≪ベルゼブブ≫だから。それじゃあ、残念だけど今度こそサヨナラね。次は【地獄】で逢いましょう、梓ちゃん」


 梓達にとって更に絶望的な事実を伝えると、紬は再び前を向いて、梓とは反対方向に悠然と歩き始める。




 そして、もう決して後ろを、梓を見る事は無かった……。


 

 






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
332Res/270.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice