172:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/20(日) 14:59:14.63 ID:ClHRfGVM0
梓「み、みん…なも、ごめんな…さい……」
梓は、泪をそして血を流しながら、憂達に済まなそうな顔をする。
憂「梓ちゃんは、ばかだよ、おばかさんだよ……何があったのかは判らないけど、絶対に戦わないって約束したのに……本当に……おばかさんだよ……」
憂は梓を責めるような言葉を発する。でもその顔は、他の誰よりも、唯よりも泪でくしゃくしゃになっていた。
梓は憂の言葉に、悲しそうな表情になってもう一度、「ごめんね」と繰り返す。憂は更に泪を溢れさせながら、「もういい、もういいよ梓ちゃん」と応える。
そして、梓は、今にも途切れそうな意識の中で、消え入りそうな声で皆に伝える。
自分は紬にやられた事。紬が自身とは比べモノにならない程に強かったと言う事。彼女のジーニアスの正体とその戦い方。彼女に伝えられた澪のジーニアスの事。そして、紬曰く、澪のジーニアスは紬と同等か、それ以上であると言う事を。
332Res/270.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。