過去ログ - 和「ジーニアス?」
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173:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/20(日) 15:02:14.98 ID:ClHRfGVM0
 

 唯「うん…うん。よく解ったよ、あずにゃん」

 唯は泣きながら、それでもこれ以上ない程に真剣に梓の言葉に耳を傾け、うんうんと頷く。それは、憂も同じだった。だが、その中でただ一人、和だけは感情に流されるのをどうにか思い止まらせて、冷静に梓の情報を分析する。梓が命を賭して最期の言葉を自分達に伝えてくれている情報(こと)。それを活用するのが梓に対する和なりの梓に対する礼儀であったし、実際に有益な情報だと思ったからだ。


 ベヘモスの名が示す通り、紬のジーニアスの『力』の凄まじさは、梓の話と彼女の満身創痍の姿だけで容易に想像できる。梓を見逃したのも、彼女がもう永く無いのを見越しての、せめてもの情けという意味合いもあるのだろうが、単純に自身の強さに対する<絶対的>な自信からくる余裕によるものだろう。


 




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