192:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:08:20.66 ID:LTcGETgD0
和「ん…んぅ……ん……ん」
カーテンの隙間から陽が差してきたのとほぼ同じ位に、和は目が醒める。起きた瞬間、それ程ではないが特に右側の額からこめかみにかけて、今まで感じた事の無い痛みが奔る。これが二日酔いなのかな…と思いながらテーブルを見ているとビールやチューハイの缶が見た感じ十缶以上が無造作に転がっていた。
和自身は三缶ほど飲んだ事までは覚えているので、恐らく姉妹はそれ以上飲んでいる様だった。
和<いつの間にか眠ってしまった様ね……>
カーペットが敷いてあるとはいえ、床の上に寝てしまった所為か身体の節々が痛い。
和<あまり良い目覚めじゃないわね>
和は溜息交じりに呟く。だが、この時和は自身にタオルケットが掛けられているのに気付く。和は恐らく唯か憂が、先に寝ってしまった私に掛けてくれたんだろうと感謝しながらそう思った。
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