254:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/13(月) 10:40:34.05 ID:I4kBIWcz0
唯『……ありがとう澪ちゃ――――――』
デジタルの筈なのに何故か中々鮮明にならないが、和と憂が幼い頃から聴いてきた、今はもう新たに紡がれる事の無い声が聴こえて来る。
その声が聴こえた瞬間、憂は半ば無意識に和に身を寄せ、彼女の制服をぎゅっと掴む。そしてその手がふるふると震えているのに気付いた和は、彼女の手の甲にそっと包み込む様に手を重ねる。
?『ふん。じゃあな唯―――』
唯の声とは違うもう一つの聞き覚えのある声が聴こえて来る。
そして、その声が<秋山 澪>の声である事を二人は瞬時に確信する。
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