261:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/13(月) 11:07:14.52 ID:I4kBIWcz0
唯『私はもうすぐ律っちゃんと、あずにゃんのところに逝くけど、でも、二人は本当にまだまだ来ちゃダメだからね……』
唯『二人にはこれからもずっと生きていてほしいし、それに生きて私や律っちゃんやあずにゃんの事を忘れないでいてほしいよ……みんなに忘れられちゃうなんて寂しいよ……』
唯の表情の変化そのものは殆んど判別が付かないが、恐らくはとても哀しそうな表情(もの)になる。彼女にとって≪死≫そのものよりも、それによってもたらされる自分自身と云う存在の≪忘却≫の方が怖かった。
唯『憂…今までありがとう。あんまりお姉ちゃんらしい事してあげられなくてゴメンネ。お父さんお母さんにもよろしくね……』
憂「お姉ちゃん…そんな事無いよ。お姉ちゃんは私にいっぱい大切なものをくれた。最高のお姉ちゃんだよ……」
唯『和ちゃんも今までありがとう……。憂にもだけど、今まで助けて貰ってばっかだったね。今度こそはって思ってたんだけど、やっぱりダメだったなぁ……ごめんねダメな幼馴染で……あとこれからも憂の事を宜しくおねがいします……はは、最後までお願いになっちゃったね……』
和「唯…私こそ貴女にたくさん助けられた、大切なものもたくさん貰ったわ。貴女は気付いていないかもしれないけどね……貴女は私にとって最高の幼馴染(シンユウ)よ……」
和はそう言って、唯に微笑みかける。自身の出来る精一杯の感謝の気持ちを込めて。
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