282:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 07:00:05.68 ID:rgrfq0Mm0
澪「何を言っているんだ和?」
澪は怪訝な表情を浮かべ、いらついた声を上げる。和はそんな澪に「じゃあ。見せてあげるわ」と、一瞥をくれると軽く目を瞑り右手を掲げる。
刹那。そこに細身の長剣が出現し、それが和の手に収まると、彼女は眼を開く。それと同時にその刀身は溢れる程ではないが真紅の光と輝きを放つ。
澪「……光?……いや、これは炎か。炎の剣か……」
澪はその剣の『炎』が光輝く姿に一瞬心を奪われそうになるが、自制して冷静に観察、分析をする。
和「流石ね、澪。もうこの光の本質を見抜くなんて。そう。この光の根源は炎。そしてこの剣は一説には杖とも枝とも云われているわ。ここまで言えば澪。あなたなら解るでしょう?」
和は何処か挑発的な表情を澪に向ける。
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