47:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/18(日) 17:16:35.31 ID:/cIfgQ+m0
澪「……それであの事件だ。当然私は電話、メール、あらゆる手段で律と連絡を取ろうとしたのだけど無駄だった。今朝、律の家まで行って来たけど、一晩経っても家に戻ってはいなかった・・・」
澪の整った顔が苦渋に満ち,歪んだものになる。
澪「律はもう、<この世界>(ここ)にはいないんだ・・・」
この時の澪の顔は、唯にはまるで死刑宣告を受けた被告の様にすら見えた。
唯「でも、仮に律っちゃんがスターターだったとしても、まだ生きているんだよね」
唯は自身も顔から血の気が引いていくのを感じながらも、澪を慰める様に言う。
澪「唯ッ――――!!」
紬「唯ちゃん。律っちゃんがスターターだとしたら生きているにしても……唯ちゃんだって判っている筈よ」
唯の言葉に激高しかけた澪を制して、紬が落ち着いた声で代わりに応える。
唯「ムギちゃんはいやに落ち着いてるね。律っちゃんの事なんてどうでもいいの?」
唯は珍しく棘の有る声と視線を紬に向ける。
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