過去ログ - 和「ジーニアス?」
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48:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/18(日) 17:19:14.93 ID:/cIfgQ+m0

 紬「そんな事ないわよ唯ちゃん。私だって律っちゃんの事は心配しているわ。でも、まだ律ちゃんがそうだと決まった訳ではないし、大事なのはこれからどうするかだと思うの。それに、今の唯ちゃんが律っちゃんの心配をするのはちょっとお門違いじゃないかしら」

 紬(まあ別に律っちゃんが居なくても、私と澪ちゃんだけで充分事足りるし♪)

 内心ではこんな事を思いながら、紬は唯に辛辣な言葉を言い放つ。

 唯「酷いよムギちゃん……私もそれに、あずにゃんだってムギちゃん達と同じ軽音部だよ。律っちゃんの事が気に掛からない訳がないよ。出来るならムギちゃん達と戦いたくなんかないよ、一緒に居たいよ……またみんなで一緒に演奏したいよ……」

 唯は涙目になりながら二人に訴えかける様に言う。

 紬「ふふ、部活に全然来ない唯ちゃんが何を言っているのかしら、という感じだけど。まあ別に私は、何時でも唯ちゃん達と戦(や)っても良いと思っているのよ。澪ちゃんもそうよね?」

 澪「ん?ああ、そうだな。だけど今はそんな事なんかどうでもいいよ。律さえ無事なら何でもいい」

 紬の言葉に澪は取り敢えず同意する。にこにこと微笑みを絶やさないまま、唯を言葉で嬲り続ける紬と、まるで唯の事などどうでもよくて、律の事ばかり気に掛けている澪。もう唯の知っている、望んでいる、二人はそして軽音部は存在しないと言う事を改めて思い知らされ、そして打ちのめされる。

 
 




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