5:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/11(日) 20:56:52.77 ID:3F2+R/XM0
和「そうなんだ、じゃあ私、生徒会に行くね」
唯「え゛ー!?そいつはひどいよ和ちゃん」
和の有り得ない切り返しに、さしもの唯も涙目になって非難する。
和「ごめんね唯。まだ、ジーニアスが何なのかよく判らないし、それにこんな唯は初めて見たからつい、ね……」
和は流石に少し済まなそうな表情で、掌を合わせて謝罪した。唯は、おいおいつい何なのよ、もう。と思ったが、和が本当に済まなそうにしているのを見て機嫌を直す。
和「それで、唯がそのジーニアスとかいうものだったとして、どうして今、私に話す気になったの?」
幼馴染との長い付き合いの中で、彼女がこんな事を話すのも、こんな表情(かお)を見せるのも初めてだった。
唯「それは……それは、和ちゃんも多分、ジーニアスだからだよ……」
和「えっ!?私も?」
予想外の唯の言葉に和は首を傾げる。正直に言って和には当然そんな自覚はない。だが、そんな事を言う唯の表情はいたって真剣だ。
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