68:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/24(土) 09:16:39.59 ID:fPOHX/Rl0
もし、彼女が再び現実世界で再び凶行に奔り、その犠牲者の中に両親が、憂が、梓が、そして和や大切な人達が入っていたとしたら……。そう考えるだけで、唯の視界は真っ暗になり、言い様の無い喪失感と絶望に打ちのめされる。そして実際に既に彼女と同じ、いやそれとは比べモノにならない、苦しみや悲しみを突然に背負わされた、何も知らない、知る事すら叶わない人達が沢山いるのだ。
唯<それなら、今、ここで………>
唯の目に、自然(かって)に泪が溢れて来る。だが、彼女はそれを、全ての想いを振り切り、覚悟を決めた瞳で律を再びジッと見つめる。
唯「いいよ。律っちゃん……」
唯はそう言うと、瞳を閉じる。その瞬間。唯(かのじょ)の体内(なか)から、エネルギー(ちから)が溢れ出し、彼女の前に一振りの剣が現れる。孔雀の羽根の様な形態。そしてそれは緑色を主にした様々な色合いの光を発し、剣をそして唯を光で彩る。
唯「私のジーニアスはね……」
唯は剣を手に取り、そして、構える。
唯「≪孔雀明王≫なんだ………」
今ここに、ジーニアス同士の戦いの火蓋が斬って墮とされた――――。
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