過去ログ - 垣根「しょたなおれとー」麦野「お姉さん」
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12:合甘  ◆H0UG3c6kjA
2011/09/12(月) 22:20:52.37 ID:2cn8Qqq70

第四位の部屋に着くと、予想よりも…いや、逆に予想通りというべきか、ファンシーで少女趣味な部屋模様だった。
辺りを見回して現状確認を図っている俺の姿は物珍しそうにきょろきょろと辺りを見回す子供に見えたのか、第四位は微笑んでいた、
振舞われたのは砂糖のどっさり入っていると思われるホットミルク。
俺は紅茶派なんだが…駄目だ、子供らしからぬ事は言えないようにされているらしい、なんて厄介だ。

麦野「ちびちび飲んでるけど…熱かった?」

垣根「あつくない…」

暑くはない、程よく温度調節されたホットミルクは砂糖の量さえスルーすれば飲み易い温度だ。
子供舌に合わせて甘くしたんだろうが、それにしたって入れすぎじゃねぇのか。
文句をつけようにも制限で話せない。
…まぁいいか、女性の好意だ、受け取っておくことにする。

麦野「お腹空いてる?」

垣根「うん…」

麦野「とはいっても、今あるものっていうと…昨日の残りの南瓜煮と鮭弁、鮭とばしかないけど…」

垣根「しゃけべんのおかずたべたい」

第四位が料理の出来る人間だという確証が無い、ひとまずは安全牌を選択。
それにしても拙い話し方が自分で気に障る、俺に母性は無い。
子供舌だからか、段々とホットミルクのゲロ甘さにも馴れてきた、あんまり芳しくねぇな。
第四位は俺の頭を撫で回してから、鮭弁の蓋を開け、おかずらしき唐翌揚げを差し出してきた。

麦野「あーん」

垣根「じぶんでたべれる…」

麦野「子供が遠慮なんかするもんじゃないわよ、ほら」

垣根「んむ…」もきゅもきゅ

身体が小さいからか、ショボい唐翌揚げが口一杯に広がる…悪くねぇな。
っていやいや、ガキの状態に甘んじちゃ駄目だろ。
何とかねぇのか、どうすりゃいい…駄目だ、第二位の頭脳をもってして浮かばない事は誰にもわからない。


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