過去ログ - 垣根「しょたなおれとー」麦野「お姉さん」
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15:合甘  ◆H0UG3c6kjA
2011/09/12(月) 22:23:56.90 ID:2cn8Qqq70



女ってのは長風呂だ、待ってる身としてはやる事がない。
大人しくしてろとは言われたが、少し位動いたっていいよな、暇だし。
がさごそ、と部屋を漁る(とはいっても大体は身長が届かなかったから見て回るだけだが)と、ふと見慣れたものが目に入った。
俺が使っていた香水の、香水瓶。
近寄るとそこはかとなく甘い匂いが辺りへ漂う、中身の量からして使われたのは一、二回というところか。

麦野「っ、それは駄目!触らないで!」

垣根「!? …う、ん」

麦野「…大声出してごめん、でもこれ、あんまり売ってないから」

全然気配に気付かなかった…俺としたことが、腑抜けたもんだ。
第四位が焦ったのも無理はない。
何しろ数量限定で売られた香水だからな、コレが最後の一瓶なのかもしれない。
俺が触らないように香水瓶を手にして高く掲げた第四位は、大人げなさについて謝罪している。
別段怒る事じゃねぇ、プレミアムの付いていそうな香水瓶、ガキが触ろうとしていたら俺だって窘める。
…気に入っている割には使われた形跡少ねぇけど。

麦野「……これは、私の好きな人が、使ってたのよ」

垣根「…すきな、ひと」

麦野「今は行方も生死も不明だけど。…だから、割れたら嫌なんだ、好きな人との、繋がりみたいなものだし」

行方も生死も不明で、その香水を使っていた男。
…まさか俺か、とも勘繰ったが、その可能性は極めて少ないだろう。
この学園都市で生死行方不明なんてそれなりにある事だし、この香水だって数量限定とはいえそれなりのやつが使ったはずだ。
男女兼用の香水だが、男の方が購入した奴は多いんじゃねぇかと思う。

麦野「…って、何話してんだか。ていとくんもお風呂入ってきなよ」

垣根「うん」とてとて

麦野(垣根………)きゅっ




☆「R18展開が待ち遠しいな」わくわく

エイワス「警備員に通報しておこう」

☆「まぁ落ち着くといい。…おねショタは日本の良い文化だろう?」

エイワス「………」


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