過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その32
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154: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2011/09/20(火) 18:24:05.96 ID:EKu+XmzUo
両拳からは流血し、対峙直後に浴びたアスラの一撃にて既に右腕には傷を負った南方司令。

西方司令の叫びを耳に入れつつも、その右腕を見つめ、目線を再び敵へと向ける。

南方司令(西方司令が言っていた、師匠が五行を開放しっ放しで戦っていると……)

アスラ(1の策はこの2匹を殺し、後方のシヴァと合流し、もう1匹も始末する)

南方司令(それに加え、私はおろか、西方司令とて負傷している事は明白)

アスラ(2の策はこの2匹を捨て置いて、人間の本陣へと突入する)

南方司令(敵はさほどダメージを負ってはいないが、部下に神経を配っている以上踏み込めない)

アスラ(だが、どちらもラクシャーサを捨てる事に相成る)

南方司令(このまま継続か……さすれば時間稼ぎにはなる。その間に……)

アスラ(昨日までならいざ知らず……30万以上の兵を預かっている身とものれば……)

南方司令(赤壁からの援軍が到着すれば、前線への負担も軽減出来る)

アスラ(私は……ラーヴァナ様の代わりなのだ……ッ)

南方司令(ここはこう着状態に持ち込んで退かせるが得策)

アスラ(強攻策は取れない。時間はある。日没まで様子を見て、一旦退かせるか)

理由は違えど双方の思惑は一致し、故に戦線は膠着状態のまま、時間は経過していた。


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