過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 肆匹目
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888: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/18(火) 07:34:48.28 ID:hbiCuwXio

しかし残念なことに打ち止めと番外個体という、科学サイドの中でも
また稀有なクローン体にはフィアンマの熱弁は届かなかったようだ。

番外個体がミーシャの腕から流れる皮膚代わりの布の一部を弄りながら言う。


「でもまぁ、要するにその『星の欠片』を何とかしないとこの天使様が
 この世から消えちゃうって事でしょ? 結局、『第一九学区事件』の
 二番煎じって訳だ。 だったらその時に解決した方法をもう一度用いればいい」

「そうはいかん」


フィアンマは指でホワイトボード用のマーカーを回しながら静かに反論した。


「さっきも言ったが、垣根帝督は俺様が『ベツレヘムの星』に施した
 防御術式の性質を『禁書目録』の知識を借りて解析、数値化している。
 その数値から逆算して『星の欠片』を破壊せず、かつ太陽に巻き込まれんよう
 儀式場を隔離させるために必要な魔力を弾き出した。 そしてその魔力を
 垣根帝督が生み出した『未元物質(ダークマター)』で作り上げた『槍』に込め、
 一方通行の能力による超規模の投擲で事を収める事が出来たんだ」



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