過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 肆匹目
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932: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:06:00.63 ID:FBh3TGTEo


オフィスだというのに、大仰な門が設けられてあった。
門前にいた軍人と二、三言葉を交わした垣根は門を開けてもらい、
オフィス内へ入っていく。
以下略



933: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:06:48.07 ID:FBh3TGTEo

随分と細身の女性が男達を引き連れており、垣根はその女性に気軽に挨拶をする。
わずかに落ち窪んだ瞳、少々度が過ぎた細身のライン、頭から流れる美しい金髪。
この独立国同盟を立ち上げた聖女の特徴である。

以下略



934: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:07:42.07 ID:FBh3TGTEo

ちっとも落ち込んだ表情を浮かべず垣根は言う。
が、すぐにある違和感を彼は覚えた。

確かに目の前にいる女性はエリザリーナの容姿をしている。
以下略



935: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:09:09.90 ID:FBh3TGTEo


「ちょっとちょっと、話が違うじゃない。 あなたとエリザリーナは
 知り合いなんじゃなかったの? これ、今すぐ牢獄に連れてかれて
 尋問を受けるなんて展開になってもちっとも不思議じゃない雰囲気なんだけど」
以下略



936: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:10:17.95 ID:FBh3TGTEo


「姉の方ですよ。 フランスの国家運営を執り行っている……と、
 まぁエリザが歓迎する客なら口にしても問題はないでしょう」

以下略



937: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:10:56.83 ID:FBh3TGTEo


「でもまさか、あなた達のような少年少女がエリザにご用だなんて……。
 かのプライベーティア襲撃の件はあなた達も関わっていた、とか?」

以下略



938: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:12:22.40 ID:FBh3TGTEo

垣根の失礼な物言いに護衛の男たちが忠告しようとしたが、
『傾国の女』は軽く手を挙げてそれを制止する。


以下略



939: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:13:15.44 ID:FBh3TGTEo


「知らねえな。 だが、変わったんだとしたら変えたのは俺じゃなく一方通行だろうよ。
 それに関して一言礼を言いてえなら学園都市に足を運んでみろ。 あの街は今、
 フランスの首脳だろうが地球外生命体だろうが誰でもウェルカム状態だからな」
以下略



940: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:13:54.77 ID:FBh3TGTEo


――――――――――――――――――――――


以下略



941: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:14:55.92 ID:FBh3TGTEo


「国境警備隊から話は聞いてたけど、本当にあなただけなのね。
 一方通行やその取り巻きは来れなかったのかしら?」

以下略



942: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:15:39.41 ID:FBh3TGTEo

プライベーティア襲撃直後の事だというのに、とにかくエリザリーナは尽くしてくれた。
『天使同盟』にとって彼女は聖女である前に恩人だと言っても過言ではないだろう。


以下略



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