過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 肆匹目
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◆3dKAx7itpI
[saga]
2011/10/20(木) 23:24:43.77 ID:FBh3TGTEo
ただ一点、世界で一番、恐らくサーシャの両親よりも彼女を可愛がっていたワシリーサにとって、
そのサーシャも守れず地に伏してしまった事が何よりも悔しかったのだ。
実際、ワシリーサもサーシャも、その時居合わせていた神裂火織もレイヴィニアもその部下も、
襲撃を受けたロシア成教の魔術師も全員、不可解さを覚える程に"無傷のまま意識を断絶させられていただけなのだが"、
ワシリーサにとってはそれもまたどうでもいい事だった。
サーシャ=クロイツェフを危険に晒してしまった。
「上司失格よ……。 『サーシャちゃん命』を宣言する身なら、
私が粉々にされようともサーシャちゃんを守るべきだったのに……………」
「わ、ワシリーサ………」
どんな時でも場所でも状況でも、己が信念を歪ませぬあの変態修道女が
何時になく本気で落ち込んでいるっぽい。
初めて目の当たりにするワシリーサの気息奄々な様子に、サーシャはどうリアクションをすればいいのか
分からないでいた。
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