過去ログ - ほむら「ついかっとなって一巡目の世界にループしちまった・・・」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga sage]
2011/09/15(木) 00:23:15.27 ID:0K/e0TF30
まどか「良いの・・・かな?勝手に帰っちゃって・・・」

ほむら「問題無いでしょう。牙を抜かれた山猫には、何も出来ないわ」

まどか「ウェヒヒ・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・わたしって、得意な学科とか、何もないし」

ほむら「・・・」

まどか「鈍臭いし、何の取り得も無いし、それが・・・嫌で仕方なかった」

ほむら「・・・そう」

まどか「だから、魔法少女になって誰かの役に立てるなら、それだけで幸せだったんだ・・・」

まどか「・・・だから」

まどか「魔法少女って、そういうものだと思っていた・・・」

まどか「・・・馬鹿なんだね、わたしって」

ほむら「・・・否定しないわ」

まどか「ティヒヒ・・・それはちょっと酷いな・・・」

ほむら「・・・だって貴方、いつだって自分を犠牲にして・・・!」

まどか「え・・・?」

ほむら「貴方が傷付いて、それを悲しむ人が居ることを考えない・・・!」

まどか「ほ、ほむらちゃん・・・?」

ほむら「いい加減にしてよ!!」

まどか「は、はいっ!」

ほむら「・・・」

ほむら「ごめんなさい・・・つい、溜まっていた鬱憤が出てしまったの・・・気にしないで。いや、やっぱり気にしなさい」

まどか「え、えぇと・・・どっち?」

ほむら「気にしなさい」

まどか「は、はいぃ・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・ウェヒヒ」

ほむら「・・・何?」

まどか「い、いや・・・なんかほむらちゃんがそうやってムキになっているところ見るのって初めてだなーって・・・
あ、いや違うよね・・・あの、言うの忘れていたけど、ありがとう。ほむらちゃんに、二回も助けられちゃったね」

ほむら「・・・気にしないで。あれは、私がしたくてしたことだから」

まどか「あ、なんかそういうのかっこいいねぇ!」

ほむら「え?」

まどか「良いなー、わたしもいつかそういうの、言ってみたいなぁ」

ほむら「・・・まどか」

まどか「ほ・・・ほむらちゃん・・・?目が怖いよ・・・?」

ほむら「まどか、貴方は私が言った事を理解していないの?私の嘆きは貴方には届かないの?
・・・愚か者が相手なら、私は容赦をしないわよ?」

まどか「ご、ごめんなさい・・・で、でもね!?」

ほむら「・・・何かしら、鹿目まどか」

まどか「ご・・・ごめんなさい・・・」


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